酵素の力

2024年09月19日

毎日、暑い日が続いていますが、皆さん夏バテをされていませんか?
半年ほど前から、生協を取っているのですが、その配達員が、汗だくで我が家に食品等を届けてくれました。夏バテしそうな感じでしたので、熱中症予防には梅干しと水がいいですよと、アドバイスしました。二週間後にその配達員に梅干し食べていますか?と尋ねたところ、「食べています。体の調子がとてもいいですよ!」と言ってくれました。
梅干しには、クエン酸と塩分、それから梅のエキスが詰まっているものです。夏は汗が大量に出るのでその食品が最高なのです。昔からの日本の知恵です。
日本には、梅干し以外にも、数々の漬物、味噌汁、日本酒など酵素が十分に入っている発酵食品がたくさんあります。酵素は塩や砂糖漬けした発酵食品に入っています。だから、砂糖漬けのジャムやパンなどにも酵素が入っているのです。塩漬けや砂糖漬けは食品を長持ちさせるためにも必要なものです。日本では昔、冷蔵庫がない時代、そのようにして食品を保存していました。
酵素とは、主にタンパク質でできていて、生き物が生きていくうえで、消化、吸収、代謝などを促進するものです。私たちの体の中には約5000種類の酵素があると言われていて、代表的なものに、アミラーゼやぺプチンなどがあります。それらの酵素には食べ物を分解して体に吸収しやすいようにする消化酵素と、体に吸収された栄養素を体の細胞など、隅々にまで届ける代謝酵素の二つに分類されるようです。
先日、奈良県のペンションに泊まったところ、そこのおかみさんが栄養士で桜井天然酵素研究会の代表をされている方でした。そのペンションの朝食のパンやジャム、ドレッシングはすべて手作りだそうで、とてもおいしく、おかげで夏バテもせずに旅を楽しむことができました。
昨今の市販ドレッシングやジャム、それからお菓子や食品化合物などは化学添加物てんこ盛りで体に悪いものばかりです。食品を長持ちさせるのに保存料などたっぷりと使ってあります。また、色彩をきれいに見せるために着色料や、何かわからないアミノ酸など体にいらないものばかりです。そういう食品を食べ続けると、病気になってしまいます。それに比べて塩や砂糖など天然のものを使った食品は体の喜ぶ食品となっているのです。
日本の医療界は塩分を控えるようにと言われますが、天然の塩は体に必要なものです。天然の塩には塩化ナトリウム以外にマグネシウムなどミネラルがたっぷりです。自然のものを使った漬物から酵素という体の喜ぶものがたっぷり入っています。塩分が少ないとおいしくないですね。
酵素の作り方ですが、例えば、パイナップルなどの果物をむいて角切りにして砂糖をたくさん加えると、数日後にはそこから水分が出てきます。その中に酵素が入っているので、そのエキスを水や炭酸で割って飲むのです。また、漬物であれば、キュウリや白菜などに塩を振ってつけておくとやはり水分が出てきます。その水分の中に入っているのです。
酵素は熱に弱いので、例えば味噌汁など焚き過ぎると酵素が壊れるので、気をつけましょう。
そのあたりに気を付け、発酵食品をたっぷりとって、まだまだ続く厳しい残暑を乗り越えていきましょう。
酵素の力



Posted by りんごリーダー at 20:24│Comments(0)
 
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